頻出するボイラーのエラーコードと自分でできる対処法

福島県郡山市でボイラー設置工事と水漏れ補修工事・ひび補修工事を手がける北熱エンジニアリングです。


業務用ボイラーがエラーコードを表示して止まってしまう……。皆様も覚えがあると思います。このような時、ほとんどの方が業者頼みになってしまうのではないのでしょうか。業者が来るまでの間、不安で不安でたまらないという方も少なくないはず。そこで、今回は、広く普及している「簡単マイコンシリーズ」の頻出エラーコードと、自分で試せる対処法をご紹介します。

A0……地震

【原因】

ボイラーについている「感震器」と呼ばれる装置が、揺れを感知したときに出るエラーコードです。


【対処法】

感震器をリセットしてください。足下にあたる部分にレバーがあり、それを動かせばリセットすることができます。ただし、部品交換が必要な誤作動が発生している場合もありますのでご注意ください。

A4……低水位

【原因】

その1:給水タンクが空になっている。


その2:ゴミをとる装置(ストレーナー)が目詰まりしている。


その3:バルブの開け忘れ


その4:軟水機の不具合


【対処法】

ボイラの水は、【水道水→軟水機→給水タンク→ボイラー】という順番で流れていきます。そのため、まずは「その3:バルブの開け忘れ」からチェックしてください。ストレーナーの目詰まりが原因の場合には、簡単な工具をつかって自分でも清掃することが可能です。しかし、もし、給水タンクが空であるにもかかわらず、このエラーが発生している場合には、軟水機に不具合がある可能性があります。これは私たちのような業者でないと修理ができません。また、給水タンクに水があり、バルブが開いており、ストレーナーも正常にもかかわらず、このエラーが出ているときはボイラー自体の異常の可能性があるので、私たちにご連絡ください。ボイラーが原因の場合には、「排水バルブが開きっぱなし」のことがあります。これも自分で対処ができますが、それでも直らないときには「給水ポンプの異常」が考えられます。お早めに専門の業者にお問い合わせください。

E0……点火ミス

【原因】

その1:油のバルブが閉まっている。


その2:油を送り出すポンプの圧力が低下している。


【対処法】

まず油のバルブが閉じていないかを確認してください。バルブが開いているのにエラーが出ているときには、ご自身での修理はオススメできません。なお、火がつかない場合、点火確認は3回までにするように注意してください。火がつかない状態での、無闇な着火動作をするとボイラー内に油が垂れてしまい危険です。

E1……断火

ボイラーに火はつくものの、途中で消えてしまう症状のことを指します。

【原因】

燃料が供給されていない。


【対処法】

まず燃料タンクに、燃料が入っているかどうかを確認してください。入っているのに断火が発生する場合、ストレーナーあるいはボイラーの故障です。その場合、業者による修理が必要となります。この場合も、着火確認は3回までにするように注意してください。

E4……異常加熱

【原因】

その1:ボイラーの熱が異常に高まっている可能性があります。


その2:ボイラーの下にある異常加熱を感知する装置に蹴るなどして衝撃を与えた可能性があります。


【対処法】

もし蹴ってしまったのなら、装置のリセットで解決できますが、異常加熱は非常に危険な自体なので、ボイラーを作動させず、速やかに私たちにご連絡ください。

E6……水位電極棒異常

【原因】

その1:水位を制御する棒が汚れることでよく発生します。


その2:水位を制御する棒の断線によっても発生します。


【対処法】

残念ながら、このエラーはお客様自身で直すことはできません。私たちにご連絡ください。

万が一に備えて、やはり専門業者に点検を依頼して!

今回は、頻発するボイラーのエラーコードを紹介しました。意外とたくさんのエラーコードが、ご自身で対処できることに気づかれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、表面的には今回紹介した方法で解決しても、根本的な問題が発生している可能性があります。エラーコードが発生した場合には、今回紹介した方法を応急処置として試しつつ、点検をご依頼ください。